科目名 | 図書館情報サービス論 |
担当者 | 平井 歩実 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 2年 |
科目区分 | 社会教育主事 |
実地学期 | 後期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 「図書館とは施設・建物ではなくサービスである」とは、けだし名言である。いかに立派な図書館を建てようとも、また、蔵書の量を誇ろうとも、人的なサービスが疎かになっては、図書館の存在意義は8割がた減少する。本講義では、利用者にいかに奉仕するかという観点から図書館サービスの意義、特質、方法などについて講述する。具体的には、各種サービスの立場における、活動の目的、活動内容のあり方、情報サービスの形態、また必要な役割分担、協力体制などについて解説する。 以下、次のような内容で進める。 1.図書館サービスの意義(戦後公共図書館の発展を踏まえて) 2.図書館サービスの基本(直接サービス・間接サービス) 3.図書館サービスの種類1(閲覧・貸出) 4.図書館サービスの種類2(レファレンスサービス、レフェラルサービス) 5.図書館サービスの種類3(読書案内、利用者援助その他) 6.図書館サービスの種類4(児童サービス周辺の活動) 7.地域における図書館サービス1(生涯学習施設として) 8.地域における図書館サービス2(自動車図書館、アウトリーチサービス) 9.図書館協力の態様(図書館間相互貸借、協力レファレンス等) |
評価方法 | 平常点、出席、および、定期試験の総合評価 |
教科書・参考書等 | 教科書:今まど子 編著、『図書館学基礎資料』−第3版−(樹村房) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | 図書館職とはサービス業である。自己中心的な人や、他人のために何かをしようとしたことのない人は図書館員には向いていないので、受講しないで欲しい。 |