科目名 | 比較心理学 |
担当者 | 小美野 喬 |
単位数 | 4単位 |
配当年次 | 3年 |
科目区分 | 総合文化 2群 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | ヒトとその他の動物の類似点や相違点は、それらが示す行動を手がかりとして分析することができる。 本講議は、行動を生得的行動と習得的行動(学習性行動)、および個体行動と集団行動(社会的行動)といった視点で捉え、 1.個体の生得的行動 2.個体の習得的行動 3.集団の生得的行動 4.集団の習得的行動 に分類し、それらについて実験室的研究や野外研究により得られたヒトとその他の動物に関する成果を紹介する。 本講議の最終目標は、これらの諸成果を比較・検討することにより、ヒトとしての行動の起源を明らかにすることである。 |
評価方法 | 定期に行われる年2回の試験(論述形式)結果をもとに、評価する。 |
教科書・参考書等 | 参考書:ヘイズ,N.(著)岩本隆茂(監訳)『比較心理学を知る』(ブレーン出版) :クレブス,J.R.,ディビス,N.B.(著)山岸哲,巖佐庸(訳)『行動生態学』(蒼樹書房) :レイノルズ,G.S.(著)浅野俊夫(訳)『オペラント心理学入門−行動分析への道−』 (サイエンス社) :ティンバ-ゲン,N.(著)永野為武(訳)『本能の研究』 (三共出版) :渡辺茂(編)『心の比較認知科学』(ミネルヴァ書房) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | |
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