科目名 | 言語・文化研究 I・II |
担当者 | 池本 和夫 |
単位数 | 各2単位 |
配当年次 | 3・4年 |
科目区分 | 総合文化 3群 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 演習 |
講義概要 | 主たるテーマ 改革開放政策によりダイナミックに変化しつつある中国は、激しく動く表面と、静かに変わりつつある底流の、二つの面がある。その内、農村で何が起きているのか、底流の動きを通して中国の現状を考える。 授業(ゼミ)の進め方 講義科目ではないので、ゼミは受講生が中心になって進行する。本年は中国の黄土高原で、緑化活動をしている日本のNGOの責任者の日記を素材にして、私の中国農村での体験を紹介しながら、議論を進める。 また、中国農村を知るためのワーキングツアーやNGO報告会なども紹介する予定である。 現時点ではこのような授業形態を予定しているが、テーマに関係があれば、受講生の希望に応じて別の形態あるいは、より広い範囲での授業を行うことも可能である。 科目の位置づけ 現在のカリキュラムでは1・2年次には1種類の外国語(週2回)を集中して学び、3・4年次にはそれを土台にしてゼミなどで発展できるようになっている。このような積み上げ方式の案内役として中国関係では、1年生以上を対象にした「外国事情C(中国事情)」と、2年生以上を対象にした「中国の文化と文学」がある。これらの科目を通して育てた中国に対する関心や興味をよ |
評価方法 | 平常点及び研究発表による。 |
教科書・参考書等 | 教材は「大同日記」を予定しており、印刷して配布する。 参考書はそのつど指示する。 |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | ゼミは受講生中心に運営される。逆に言えば、自分に興味のあるテーマを徹底的に追究できる場でもある。中国の現状や農村に興味のある人は誰でも参加できる。 |