科目名 | 電気機器 I |
担当者 | 高原 英明 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 2年 |
科目区分 | 選択 |
実地学期 | 前期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 近年の電気応用範囲は多岐にわたり,情報・通信や音響機器,電熱・照明からエアコン・ポンプなどの動力機器,さらに電車・エレベーターなどの輸送用機器など高度化された文明社会の大部分を担っている。 電気機器の講義は主に電磁気応用による電力の発生と,これを使用目的に応じて変換し,さらに電磁力によって力に変えるプロセスにおける実際のハードウェアを中心に解説する。具体的によく知られているのは変圧器や半導体電力変換器などの静止器類と,発電機や電動機の回転機類で,後者にはリニアモーターも含まれる。 電気機器 Iでは電気回路の基礎で学んだ電磁結合による相互誘導作用から出発して,電気から磁気への変換とその逆変換を使った変圧器を中心にとりあげ,電力変換のプロセスと実際の応用をわかりやすく講義する。なお,静止器の中でも半導体電力変換器はパワーエレクトロニクスの講義で分担する。 1 変圧器の基礎と応用 1.1 電磁結合と相互誘導作用 1.2 変圧器の原理と等価回路 1.3 変圧器の構造と鉄心・巻線 1.4 変圧器の結線 1.5 実際の変圧器の応用 |
評価方法 | レポート提出,講義時間内試験,期末試験 |
教科書・参考書等 | 教科書:パワーエレクトロニクス教科書編纂委員会編 『エレクトリックマシーン&パワーエレクトロニクス』((社)雇用問題研究会) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | |
|