科目名 | 材料力学 I |
担当者 | 山中 一由 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 2年 |
科目区分 | 必修 |
実地学期 | 前期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 材料力学は二本の柱からできている.すなわち, @棒,柱,はり,軸など(これらを部材という語で表す)に,引張り,圧縮,曲げ,ねじりなどの力(外力という)が働いたとき,部材の中に発生する内力(応力という)および部材の変形を,力学で計算する部分, A鋼などの金属やプラスチックなどがどれくらいの応力で破壊するかを実験で確かめる部分,すなわち工業材料の強度についての知識を蓄積する部分, の二つである.@とAを組み合わせることで,はじめて安全な構造物の設計が可能になる. 材料力学 I, IIを通じ,Aについては基礎的な事項を述べるにとどめ,多くの時間を@にあてる.材料力学 Iでは,@のうち最も基礎的な,引張りまたは圧縮を受ける部材,およびこれを組み合わせた骨組構造,熱応力について述べる. |
評価方法 | 中間試験および期末試験の成績による. |
教科書・参考書等 | 教科書:川田 雄一 著『材料力学−基礎と強度設計』(改訂版)(裳華房 1982) (その第1章および第2章) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | 教科書より詳しく,分かりやすく説明するので,まじめに聴講していれば必ず理解できるはずである.試験問題も易しい. 質問大歓迎.講義中でも,それ以外のいつでも受け付ける. |