科目名 | 卒業研究ゼミ I・II |
担当者 | 渡邉 幸夫 |
単位数 | 各1単位 |
配当年次 | 4年 |
科目区分 | 必修 |
実地学期 | 前期・後期 |
授業形態 | 演習 |
講義概要 | 当研究室に配属された学生は、無機錯体化学の研究テーマについて1年間おこなう。配属確定後、卒業研究テーマに不可欠な予備実験並びに機器分析(XRD、熱分析、FT-IR、UV-VIS、拡散反射)などの実習をおこなう。その上で各卒業研究テーマについて、実験技術のノウハウや研究のおもしろさを取得できるよう指導する。 卒業研究ゼミ I・ IIは輪講形式でおこない、実験が始まったらOHP(A4)用紙3枚位に実験結果と考察をまとめて発表する。またゼミ発表結果をディスカッションしながら総合的に論文をまとめ上げ、その成果を年3回の発表会や学会等に報告する。 主な卒業研究テーマ内容は下記の通りである。 @無機層状化合物のインターカレーション A超臨界流体を用いた有機・無機複合体の調製と材料開発 B金属錯体の合成と結晶構造及び光学分割 |
評価方法 | 研究室での普段の勤勉な取り組み姿勢やゼミ発表内容、出席状況などを主に評価する。研究熱意(やる気)の有無がすべて実験結果に反映するので、年3回おこなわれる中間発表会で、発表内容、質問に対する応答がきちんとできるかもあわせて総合的に評価をする。ゼミの無断欠席は禁じている。休む場合には、入念な打合せと事後報告が必要。 |
教科書・参考書等 | 1,水町 邦彦、福田 豊 共著『プログラム学習 錯体化学』(講談社) その他研究テーマ毎に文献を指示します。 |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | ・実験精度を上げるため、実験器具等の洗浄や機器装置の取り扱いが丁重におこなえること。 ・実験室でアクシデントが起きないように細心の注意ができること。 ・チャレンジ気質旺盛で積極的に取り組めること。 ・実験ノートは必要不可欠である。必ず作成すること。 ・各テーマ別のゼミを随時新たにおこなう。 ・卒業研究は2月より開始し、基礎実験並びに基礎知識の習得ができること。 |