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科目名分析化学実験
担当者赤間 美文・渡邉 幸夫・山本 浩之
単位数3単位
配当年次2年
科目区分必修
実地学期前期・後期
授業形態実験
講義概要定量分析は、様々な試料中の特定成分あるいは全成分の量を明らかにする学問で、化学において重要な役割を果たしている。分析化学実験では容量分析を中心とするが、機器分析も取り入れる。また得られた分析データの処理法についても簡単に勉強する。
○中和滴定
 (1)酸化ナトリウムによる食酢中酢酸の定量
 (2)リン酸の定量
 (3)水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウム混合物の各成分の定量
○沈殿滴定
 (1)モール法による海塩試料および水道水中のCl―の定量
○キレート滴定
 (1)天然水中、天日塩中および合成試料中のCa2+、Mg2+の定量
○可視吸光分析
 (1)KMnO4溶液の吸収スペクトルおよび検量線の作成
 (2)金属アルミニウム中Mnの定量
 (3)オルトフェナントロリンとFe( II)との錯体の吸収スペクトルおよび検量線の作    成
○原子吸光分析
 (1)河川や水道水など各種水試料中の微量金属(Cu,Mn,など)の原子吸光分析。
 (2)天日塩中微量重金属の抽出原子吸光分析
○イオンクロマトグラフィー
 (1)各種地下水の陰イオンの分離定量
○重量分析
 (1)硫酸銅中の結晶水の定量
 以上の実験
評価方法(1)出席、(2)レポート、(3)実験態度などにより総合的に判断する。
教科書・参考書等教科書:分析化学研究会『定量分析』(廣川書店)
その他(履修条件、
履修上の注意事項)
白衣、実験ノートは必ず用意すること。


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