科目名 | コンピュータと物理 II |
担当者 | 井上 一正 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 3年 |
科目区分 | 選択 |
実地学期 | 後期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 「コンピュータと物理 I」で学んだことを土台に,講義と演習を進めて行きます.下地のある学生は「本科目」だけを単独に履修することも出来ます.ただし,「コンピュータと物理 I」で使用したプリント類は配布しません. 本科目も「コンピュータと物理 I」で用いた数式処理ソフト"Mathematica "を使用ます."Mathematica"の特徴は,数式処理はもちろん数値解析およびグラフィックスの3つの機能がうまく統合されていて「数学的な理論の考察から,パラメータのあてはめを行い,その結果をグラフィックス上でシミュレーションする」といった一連の過程を1つのシステム上で行えることにあります.この特徴を活用して,以下の問題を扱う予定でいます.
大量のデータの数値だけをながめていても,分布の状態はハッキリしない.データを折れ線グラフ,棒グラフ,円グラフや対数グラフ等でグラフ化することにより様々な傾向が明らかになってくる.特に,折れ線グラフが複雑な形をしているときには,なめらかな曲線で近似することにより,その母集団が持っている特性を単純化してとらえることができる.これは幾つかの母集団の比較を行うときには特に有効である.
微分方程式を解くにはDSolv |
評価方法 | 定期試験,リポート.左記の評価は出席2/3以上のの学生を対象とします. |
教科書・参考書等 | 井上が作成したプリント類を毎時間配布します. |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | ・コンピュータの割り当てがありますので,最初の時間に必ず出席し,履修カードを提出すること. ・3.5インチフロッピィディスクと本科目専用のノートを用意すること. |