科目名 | コンピュータ中級 II |
担当者 | 井上 一正 |
単位数 | 1単位 |
配当年次 | 2年 |
科目区分 | 選択 |
実地学期 | 後期 |
授業形態 | 演習 |
講義概要 | コンピュータ中級 Iで学だことを土台に,本演習を進めていきます.プログラミング言語はコンピュータ中級 Iと同様にVisual Basic を使用します.下地のある学生は,コンピュータ中級 IIのみだけを単独に履修することもできます.ただし,コンピュータ中級 Iで使用したプリン類は配布しません. [第1・2・3週目:補間法] ラグランジュおよびニュートンの補間法について学ぶ. [第4・5・6週目:数値積分の解法] 台形法,シンプソン法,ロンベルグ積分法について学ぶ.さらに多重積分法についても演習を行う. [第7・8・9週目:微分方程式の解法] 理工学の分野に限らず種々のシステムにおける諸現象は,数学的モデルとして表すと,その大部分が常微分方程式や偏微分方程式に帰着する.たとえば,ニュートンの運動方程式をはじめ各種の運動方程式,放射性物質の崩壊現象,工学系における非線形振動現象,熱伝導現象,生物学における微生物の増殖過程,経済学における償還過程や消費問題,人口問題のモデルなど,数えあげればきりがない. ここでは,1変数の微分方程式,すなわち常微分方程式の解法をオイラー法とルンゲ・クッタ法について学ぶ. [第10・11週目: |
評価方法 | 出席点(40%),後期授業終了時に試験(60%).左記の評価は出席2/3以上の学生を対象とし,試験の時はパソコンを利用します. |
教科書・参考書等 | 教科書:戸川 隼人 著,NSライブラリL ザ・Visual Basic,サイエンス社(1999) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | コンピュータの割り当てがありますので,必ず最初の時間に履修カードを提出すること.また,毎時間プリント類を配布するので,それを保管するフォルダと,プログラムを保存するための3.5インチ・フロッピィディスクを用意してください. |