科目名 | コンピュータ中級 I |
担当者 | 井上 一正 |
単位数 | 1単位 |
配当年次 | 2年 |
科目区分 | 選択 |
実地学期 | 前期 |
授業形態 | 演習 |
講義概要 | 自然界における物理現象の解明および研究方法には幾つかの方法があります.この中に,主として数値計算に依存する分野があります.この分野の歴史は古く,計算物理学とか計算数学とか言われ筆記用具と数表および手動計算機を主に用いて行われていました.しかし,現在では,コンピュータの高速演算処理機能と相まって,さらに1956年にIBM社が開発した科学・技術計算用のプログラミング言語であるFortranが発表されて以来,物理学および数学の世界の中の重要な1分科として発達してきました.同時に,科学技術の発達はさらに数値計算の量と増大をうながし,いまや数値計算法は学問の1分科としてよりも1分野として認められ,次々と計算何々学という新しい領域を生んでいます.今日では,コンピュータの発達と普及により種々の数値計算が手軽に行なえるようになりました. 一方,今日のコンピュータと言うとパーソナルコンピュータ(パソコン)やワークステーションを指し,いまや数千万台ものパソコンがありとあらゆる分野に浸透し利用されています.性能も一昔前のスーパコンピュータを凌ぎつつあり,複雑な数値計算にも十分対応可能となっています. 本演習では情報科学研究センターに設置 |
評価方法 | 出席点(60%),試験(40%).左記の評価は出席2/3以上の学生を対象とします. |
教科書・参考書等 | 教科書:川口 輝久・河野 勉 著 かんたんプログラミング「Visual Basic6 基礎編」,技術評論社(1999) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | コンピュータの割り当てがありますので,必ず最初の時間に履修カードを提出すること.また,毎時間プリント類を配布するので,それを保管するフォルダと,プログラムを保存するための3.5インチ・フロッピィディスクを用意してください. |