科目名 | 物理学ゼミナール I |
担当者 | 井上 一正 |
単位数 | 1単位 |
配当年次 | 4年 |
科目区分 | 必修 |
実地学期 | 前期 |
授業形態 | 演習 |
講義概要 | このゼミナールでは,一部卒業研究の指導も含めてゼミを行っていく.ゼミ名は計算機科学である. 物理学の第3の研究方法としてコンピュータ・シミュレーションがある.コンピュータシミュレーションは『現象が複雑すぎて物理的モデルでの実験が極めて困難なときや不可能な場合,また経済的な理由や安全面で難しい場合』等に,それの数学的モデルを作って行う数値実験法である.したがって計算機実験とも言われている.この意味においてコンピュータによる科学・技術計算のかなりの部分はシミュレーションにあてられているといっても過言ではない. 本ゼミでは,種々の数値計算法の概念や応用法,パリティという科学雑誌に掲載されたコンピュータ.シミュレーションの話題を各人が調べてきて発表をする.また,今まで学んできた様々な物理現象からテーマを選び,数学的モデルのアルゴリズムを構築し研究しながらC言語で具現化していくテクニックを身につけていく. 以上のことを通して夏休みの終わりまでに,各人が幾つかのテーマを見いだし,卒業研究へと絞り込んでいく. したがって,本ゼミを主導する研究室で行う数値実験は,単なる物理シミュレーションを行うのではなく,あくまでも |
評価方法 | 出席とゼミに取り組む姿勢. |
教科書・参考書等 | 必要に応じて指示します. |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | ゼミと卒業研究用を兼ねたノートを必ず作成すること. |
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