科目名 | 地域経済論 |
担当者 | 橋山 禮治郎 |
単位数 | 4単位 |
配当年次 | 2年 |
科目区分 | 選択必修 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 地域経済社会は、国や近隣地域との相互依存性と地域独自の自律性・固有性の双方の性格を有している。本講義では日本、米国、欧州の経済システムを概観した上で、わが国の地域経済社会の変化を歴史的・国土空間的視点から理解を深めることから始める。前期では、わが国の国土開発計画や地方行政制度の特異性にも配意しつつ、戦後半世紀の地域経済構造の動態的変化の分析に重点を置く。 後期では、われわれ自身と生活の舞台である地域社会との関係を主体的に受けとめ、とりわけ首都圏と多麿地域の変貌に注目して今何が問われているかを発見する手掛かりを求めていきたい。そうした実践の一環として、地元の地域を自分自身の足と目で観察し、再発見と評価を通して地域社会の量的・質的改善へ結び付けるフィールドスタディを試み、グループ別の共同発表を行なう。 1.いまなぜ地域が問われるのか、地域の主体は誰か 2.国際比較にみる国・地方・民間企業・地域住民の関係(日本、米国、欧州) 3.戦後の国土開発計画を評価する 4.中央集権下の地方自治と地方財政 5.人口・産業の大都市集中は何をもたらしたか 6.地域経済を支える基本的条件はなにか 7.都市の魅力はなにか 8.世界の美しい町から学ぶもの 9.都市問題をどう解決すべきか 10.住みよい町づくりへ提言しよう |
評価方法 | 期末試験、レポート、発表で評価する。出席も重視。 |
教科書・参考書等 | 特定の教科書は使用しない。適時プリントを配布するのでノートを必ずとること。 |
その他(履修条件、履修上の注意事項) | |
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