科目名 | 教育学基礎演習 |
担当者 | 松野 憲二 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 1年 |
科目区分 | 必修 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 演習 |
講義概要 | 教育について専門的理解が出来るように成るための、基礎づくりを目的とする。教育の事柄はきわめて日常的なものであり、成人近くまでの生活体験を持っていれば、誰でも、自分の生活経験に基づいた、教育的知識や見解を持っている。特に、十数年間の学校生活を通じて教育を受けた経験は、自分の教育的考えの元に成っている。だから、入学当初から教育について意見を述べることが出来る。 一体、教育について専門的に理解できるように成るとは、どういうことなのか。いま持っている自分の教育についての考えは、専門的理解とどういう関係に成るのか。誰でも、自分の考えには自分で納得している。納得していなければ、自分の考えではない。納得していれば、今のままで良いということに成る。今のままで良いと成れば、学習成果は得られない。この問題から目をそらすと、獲得する知識は単なる断片的なものとなり、自分の教育的理解を進めるのに役立たなくなる。それは時間の浪費であり、人生の浪費である。是非に、人生の浪費にならないような学習が成立するために、お互いに協力して成果を挙げたい。 |
評価方法 | |
教科書・参考書等 | |
その他(履修条件、履修上の注意事項) | |
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