科目名 | 社会思想史 |
担当者 | 渡邊 益男 |
単位数 | 4単位 |
配当年次 | 3年 |
科目区分 | 総合文化 2群 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 現代の社会理論の基底に存在している思想が、いかなる源流から発し、また、いかなる時代の歴史的、社会的状況を反映しながら、どのように内容的に発展してきたかに焦点をおき、思想史的流れを逆に遡り、主要な社会思想を通史的に構成しつつ講じてみたい。ただし、ルネッサンス以降現代に至るまでの西欧の社会思想に限定することとする。その主要な内容を示せば、次のとおりとなろう。
(1).ルネッサンス以前の社会思想史・概観 (2).ルネッサンス的人間の思想とユートピア思想 (3).宗教改革における社会思想 (4).啓蒙思想とフィロゾーフたち (5).古典派経済学の社会思想 (6).「否定の哲学」の流れ (7).社会主義思想とマルクス主義 (8).実存主義と現象学的思想 (9).ニーチェの思想とその影響力 (10).構造主義・ポスト構造主義の思想
こうして、現代における人間と社会と文化のあり方を考える際に、いかに思想史的根拠が重要であるかが具体的な形を取って認識できるように努めたい。 |
評価方法 | レポートと試験 |
教科書・参考書等 | その都度、講義の中で指示する。 |
その他(履修条件、履修上の注意事項) | 時々出席をとる。 |
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