科目名 | 言語・文化研究 I・II |
担当者 | 橘 正美 |
単位数 | 各2単位 |
配当年次 | 3・4年 |
科目区分 | 総合文化 3群 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 演習 |
講義概要 | EU(ヨーロッパ連合)の中心国であるドイツは、近年わが国の新聞紙上でも『ドイツに学べエコロジィー』といった見出しのもとに、衆目を集めている。 これは、英語圏のアメリカだけが全ての面でグローバルスタンダードであると、とかく錯覚しがちな我われに警鐘を鳴らすものでもある。人類が、ことばと国境を越えて等しく抱える地球的規模の社会問題を解決しようとする時、その方策を、他ならぬドイツが世界に示し、人類が歩むべき進路を決定するグローバルスタンダードとなり得る可能性を示唆している、と言えなくもない。 この時間には、エネルギー問題など様ざまな社会問題が渦巻く今日の時代環境をより良く理解し、将来をより賢く生きる術を学ぶ目的で、誰にも馴染み深いグリム童話や伝承文芸作品研究を通じて、先進的なゲルマン精神、「ドイツ的なるもの」を考察してみたいと思います。 |
評価方法 | 出席状況・レポート・試験などを総合的に評価します。 |
教科書・参考書等 | 授業中に適宜紹介します。 |
その他(履修条件、履修上の注意事項) | こつこつ学び、真剣に自らの生き方を考えようとする諸君を歓迎します。 |
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