科目名 | 地理学B(自然地理学) |
担当者 | 須崎 祐吉 |
単位数 | 4単位 |
配当年次 | 2年 |
科目区分 | 総合文化 2類 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 地球の温暖化が大気中の二酸化炭素(CO2)等の増加によってもたらされること、また地球上の砂漠化の進行、森林の減少、土壌破壊などの地球環境の悪化などが、主として人為的原因に起因することが認識されてきた。従って、これらの諸問題を解決するには、各国が世界的規模でこれら諸問題を検討していく必要がある。従来、その当時の地球環境問題と深い係わりをもって発達してきたのが地理学であり、更に地球上の自然現象を科学的に解明してきたのが自然地理学である。従って、本講義に於いては、本来、地球環境を良好に維持し、真の豊かさを追求していくための自然地理学のあり方を理解していくよう努める。 |
評価方法 | 受講態度・試験(場合によっては、レポート) 50% 講義への参加度 50% |
教科書・参考書等 | 担当者が独自のプリントを用意する予定であるが、中野尊正・小林国夫 「日本の自然」岩波新書等も随時使用する。 |
その他(履修条件、履修上の注意事項) | 最低1回の野外巡検への参加と講義回数の2/3回以上の出席が必要である。また、遅刻及び私語はお断りする。 1年次で地理学A(地誌学概説)を、2年次で地理学B(自然地理学)を、それぞれ受講することが、地理学全般を地道に理解する見地から望ましい。従って、同一年度に両科目を、或いは配当年次以外の学生諸君が、受講を希望する場合は、事前に担当者の了解を得ることを履修の条件とする。 |