科目名硬式テニス
担当者薙野 邦彦
単位数2単位
配当年次全学年
科目区分2単位必修
実地学期通年
授業形態実技
講義概要人の生存に必要な基本的要素として、食事・睡眠(休養)・運動がある。現代の日本での、利便性の高い社会機構での生活は、運動不足を引きおこしている。結果の一つとして、上記のものが誘因と考えられる生活習慣病(成人病)がある。その罹患率は潜在的なものを含めると、70%を越えるといわれている。その対策の一環としての社会体育の分野では、場の提供と指導者育成に力をそそぎ、それなりの実蹟をあげているが、十分とはいいきれない。
運動文化としての質の向上を計り、個々の人が運動の必要性を認識して積極的に参加する場と時間を求め、快の感覚を得ることができれば、それなりの成果は期待できる。
大学の体育では人の生存に必要な運動を理論と実践を通して理解し、将来の生活の中で活用できる知識と技能を獲得されたい。
(方 針)
運動の必要性の理解と積極的参加を期待したい。
実技科目であるため、出席は重視する。
技能は経験者、未経験者、また他の要因によっても異るので、技能の優劣のみでは評価できない。
どのレベルであれ、努力と向上を求める。
集団の活動である以上、社会性・協調性などが要求される。グッドマナーで気持ち良い授業が展開されれば幸いである。
(授業内容・スケジュール)
1期・・・(4月〜6月)
・グループ分け(年間を通しての基本グループ)
・グランドストローク、ボレー、サーブ、スマッシュ等の初歩的基本技術の練習。
2期・・・(7月〜9月)
・1期の基本的技術の応用と簡易ゲーム
3期・・・(10月〜12月)
・ゲーム(シングルス、ダブルス)を主体に総合技術の習得。
・グループ分け(リーグまたはトーナメントに必要なグループ分け)
・ルールと審判法
・試合形式と大会運営
評価方法出席を重視、他に実技点、平常点を勘案し、総合的に評価。
内容についてはオリエンテーション時に説明する
教科書・参考書等ルール概要等のプリントを配布する。
その他(履修条件、履修上の注意事項)テニスシューズ 、トレーニングウェア着用のこと。


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