科目名 | 制御工学 |
担当者 | 山川 新二 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 4年 |
科目区分 | 選択 |
実地学期 | 後期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 機械振動学の履修者を対象とし、今後の機械の知能化には不可欠の制御工学の基礎を習得することを目的としている。 機械の制御は日常生活にも深く入り込んでいる。空調の室内温度制御、電気炊飯器の熱制御、ガス湯沸かしの温度制御、自動車のエンジン燃焼制御等々。 従来の制御工学の教科書では、難解な制御理論の各種手法を厳密に説明しているものが多い。しかし、実際に用いられている理論は、初歩的でかつ基礎的なものが多い。 そこで、自動制御の基礎を具体的な機械制御系の設計という観点に立って解説する。
・機械と制御 自動制御とは、フィードバック ・機械制御系の基本的構成 制御系の信号の流れ、制御装置の構成要素、 マイクロコンピュータ、センサ、アクチュエ ータ ・機械制御のキーワード モデリング、伝達関数、特性方程式・特性根、 根軌跡法、状態変数・状態方程式 ・レーダアンテナの速度・位置制御 アンテナ制御系の構成、制御目標、速度制御 系の設計、位置制御系の設計 ・制御の実例 ロボットの制御、乗り物の制御、 建物・機械の振動制御、OA機器の制御 |
評価方法 | 学期末テストと随時行う小テストとを勘案して評価する。 |
教科書・参考書等 | 教科書:末松良一 著『機械制御入門』 (オーム社) |
その他(履修条件、履修上の注意事項) | |
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