科目名設計工学
担当者菅原 英祐
単位数2単位
配当年次3年
科目区分選択
実地学期前期
授業形態講義
講義概要機械設計は,機械に関する多くの知識のみならず十分な予備知識を必要とするとともに,これらを統合活用して目標とする機械を具現化する創造活動である。したがって,設計対象とする機械,その構成部品の理解のみならず要素の統合そして創造過程を身につける必要がある。ここでは,機械設計技術者として不可欠な機械設計の基本事項の習得を目標とし,機械設計に係る基本概念,設計の過程,各種設計法そして機械を設計する場合に必要となる機械要素設計の基礎事項並びに設計指針について講義する。
 その講義内容は次の通りである。
1.機械設計の基礎:
   機械設計の5W1H,許容応力と安全率,   信頼設計
2.機械の構造:
   各種機械の構造と仕組み
3.機械要素について:
   軸 要素(軸の特徴と用途,強度設計)
   ねじ要素(ねじの用途と種類,強度設計)
   歯車要素(種類,歯車の設計,強度)
   軸受要素(種類,特性,転がり軸受け特性,        寿命)
   ばね要素(種類,特性,強度設計)
   シール要素(種類,特性)
4.設計事例:
   機械の設計に当たり必要になる設計技術例
評価方法授業中の受講状況及びテストに基づき評価する。

【教科書・参考書】

 教科書:井沢 実 著
      機械工学基礎講座『機械設計工学』
                 (理工学社)

【その他(履修条件・履修上の注意点)】

 材料力学T・U,機械要素を履修していることが望ましい。
教科書・参考書等 
その他(履修条件、履修上の注意事項) 


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