科目名 | 図書館特論 |
担当者 | 二村 健 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 4年 |
科目区分 | 図書館司書(乙群) |
実地学期 | 前期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 本科目は、図書館にかかわるホットな話題、時々の重要な事柄などを単年度ごとに取り上げる特論的な位置づけの科目である。本年度は、次のような内容とする。 昨今、インターネットのホームページを開設する公共図書館が急増している。このようなまさに新鮮なトピックを講述演習するのが今回の意図するところである。本年度は、図書館の現場に就職した際に、即座に、このホームページ作りを任されても対応できるまでの技能を修得することを目的とする。ホームページは、マルチメディアでインタラクティブ、リンクし合った情報表現手段であり、インターネットの普及により、企業はもとより個人でも設けることが多くなってきている。ホームページを記述するHTMLという言語のマスターを基本とし、写真や動画を使った自分なりのホームページを完成させ、次いで、公共図書館を想定して、情報の受発信の意義や電子図書館の可能性を考究する。 1.インターネットと各種図書館のホームページ 2.WWWブラウザとURL 3.HTMLの基礎 4.文章による表現 5.画像データ処理の基礎 6.画像データの入力 7.リンク 8.表の作成 9.イメージマップ 10.“マイ”ホームページの作成(1) 11.“マイ”ホームページの作成(2) 12.図書館のポームペーシの作成(1)図書館としてのデザイン 13.図書館のホームページの作成(2)リンク集の作成−仮想電子図書館の製作 14.WWWの今後の展開と図書館 15.まとめと講評 |
評価方法 | 平常点、出席点、および、時々に実施する演習達成テスト、正規試験の総合評価 |
教科書・参考書等 | 当面、自作プリントその他 |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | この科目と、後期の「情報文化メディア特論」は、前期・後期のうち、卒業へ向けて、就職活動や卒業論文、あるいは、他の資格・免許科目との関連で、スケジュール管理上いずれか自分の都合のよい方を選んで受講してもよいという選択枠が設けられた唯一のものである。図書館の現場に就職を考えている人は、もちろん、両方受講できるに越したことはない。 |