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科目名 | 図書館情報ネットワーク論 |
担当者 | 二村 健 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 3年 |
科目区分 | 図書館司書(乙群) |
実地学期 | 後期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | ネットワークの意味は多様である。物が流れる物流ネットワークもあれば、人と人とのつながりに何らかの便宜や情実が流れる人的ネットワークもある。図書館にまつわるネットワークを物流・人的・情報にわたってとらえるのがこの講義の目的である。ネットワーク社会と言われる現代では、コンピュータ通信ばかりに目が行きがちであるが、こうした世の中こそインターパーソナルなつながりが重要である。図書館利用者や他図書館の職員とのコミュニケーションが円滑にはかれる人材が求められる。その上で、情報通信の基礎、情報機器の機能・運用方法、必要なハードウェア、ソフトウェアに精通していれば新時代の図書館員にふさわしい内実を持つことができる。 1.ネットワークとは(何をネットワークと言うか) 2.コミュニケーションの構造(コミュニケーションの社会モデル) 3.コミュニケーション成立の条件(受け手のレディネスなど) 4.現代のコミュニケーションとネットワーク社会 5.図書館協力と図書館ネットワーク 6.人的ネットワークの構成 7.情報ネットワークの構成 8.物流ネットワークの構成 9.とくに情報端末(人と機械のインターフェース) 10.パソコン通信に必要な機器など(モデム、加入電話網の特性) 11.LANを構成する機器など(イーサネット、プロトコル) 12.インターネットを構成する機器など(ルータ、パケット) 13.マルチメディア関連機器 14.画像情報、音声情報の伝達、および、関連機器、周辺装置 15.マルチメディア社会、インターネット社会の到来 |
評価方法 | 平常点、出席、および、定期試験の総合評価 |
教科書・参考書等 | 当面、自作プリントその他 |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | コンピュータを毛嫌いする人、諦める人、反発する人、いろいろあるが、そのような人は、本講義を受講する前にどんな手段を使ってでもコンピュータアレルギーはなくしておくこと。でなければ、授業に全く身が入らなくなるからである。しかし、そうは言っても無理難題という向きもあろうから、気持ちだけは前向きで受講して欲しい。授業に出席していないと絶対に答案は書けない。なお、この科目は、国の法律が変わって必修となった「情報検索演習」(4年後期開設)の、いわば前段とも言うべき位置づけになる。 |
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