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科目名心理学演習T
担当者大石 幸二
単位数2単位
配当年次1年
科目区分必修
実地学期通年
授業形態演習
講義概要日常生活場面における心理学の応用について知るために、学術研究論文の展望(Review)を作成してみる。「学校不適応」に対する行動療法的な接近について、以下の諸点を調べ、発表する。


学術研究論文(「行動療法研究」)について整理すべき諸点

a.問題の所在i.手続き
b.問題提起j.研究計画
c.目的k.信頼性の検討
d.対象者l.結果の整理・分析方法
e.臨床心理査定・行動分析m.行動変容と般化・維持
f.期間n.社会的妥当性
g.場面o.考察の視座と知見
h.標的行動と測度p.結論と今後の課題
評価方法出席の状況はもとより、@授業中の課題に関する発表の状況、およびAレポートの成績により評価を行う。なお、レポートは、授業中に作成した一覧について、その特徴を文章化したものとする。
  
教科書・参考書等前期: 「行動療法研究」1991年発行分〜2000年発行分を資料とする予定である。
 後期: 「行動療法研究」1981年発行分〜1990年発行分を資料とする予定である。
 後日指定する
その他(履修条件、
履修上の注意事項)
授業中の各グループの口頭発表、および質疑応答などについて、重要事項を自分なりにノートに整理しておくことを要する。なお、資料として用いる学術研究論文は、6号館心理学研究室にて収集することが可能なものであるが、この授業では、必要な文献を図書館を通じて、学外から取り寄せることも練習したいと考えている。このような文献収集の技能は、今後のレポート作成に必要であるので、完全に習得することが望まれる。