| 科目名 | 教育原理A |
| 担当者 | 高橋 史朗 |
| 単位数 | 4単位 |
| 配当年次 | 手引参照 |
| 科目区分 | 必修(中等共通・教職) |
| 実地学期 | 通年 |
| 授業形態 | 講義 |
| 講義概要 | 「教育原理A」は、「教育職員免許法」に定める「教職に関する科目」のうち、「教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想」を中心内容とするものであり、「教育に関する社会的、制度的又は経営的事項」を中心内容とする「教育原理B」と合わせて履修することによって、教育原理の全体像がわかる。具体的には、以下のテーマを取り上げる。
【 教育原理A 】 1 教育の意味と子どもの現状
2 発達段階を踏まえた教育
3 教師の歴史と課題
4 教育の目的
(1) 教育目的の基本的側面 (2) 教育目的の変遷 (3) 戦後の教育目的と教育荒廃
子どもたちの意識や行動の変化が著しいので、この変化を踏まえた実践的教育学・教育原理の授業が望まれるので、必ずしもこの順序で網羅的に授業することにこだわらず、登校拒否やいじめ、校内暴力、援助交際等々の現実の教育問題についても具体的に事例を挙げながら取り上げ、大いに討論してみたい。受け身の授業ではなくディベートや討論の場をできるだけ増やし、能動的に参加する授業にしたい。 |
| 評価方法 | 授業中に随時書いてもらう小レポートと学期末試験を加味して評価する。 |
| 教科書・参考書等 | 教科書:高橋史朗 著 『臨床教育学と感性教育』 (玉川大学出版部) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | 出席はとらないが、授業に出席しないで試験に合格することは難しい(上記したように、授業中に随時小レポートを書いてもらう)。 教員養成の質が根本的に問い直されている今日、単に教員免許欲しさに安易な気持ちでこの科目を履修することは厳に慎んでもらいたい。 |