科目名 | 初等教育実習基礎演習及び事後指導 |
担当者 | 森下 恭光 |
単位数 | 1単位 |
配当年次 | 4年 |
科目区分 | 必修(初等共通・教職) |
実地学期 | 後期 |
授業形態 | 講義演習 |
講義概要 | 初等教育機関(幼稚園、小学校)で行なう教育実習を初等教育実習と呼ぶ。その初等教育実習は4週間という、比較的長い期間にわたって、幼稚園、あるいは小学校を職場として、また、学習の場として教師としての時を過ごす機会であるから、実習生自身にとって期待と不安の交叉する、きわめて意義深い作業である。 このような初等教育実習を本来の意義を十分に発揮できるようにするための事前の指導と、実習が終わった後の反省や収穫の確認を含む事後の指導を行なうのが本講義のねらいである。 ところで、事前の指導は、講義の形態を主とするが、事後の指導については、実習を終了した者の中から、できるだけ多くの者を指名して発表させ、発表の中に本人の自己評価も付け加えさせるようにする。 もちろん、担当者の講評も発表の後に個々の発表について行う。教育実習は、学生の立場からすると、教職課程の最終段階の作業であり、したがって、あらゆる意味で総括的経験の場であるといえる。 しかも、その総括的経験が、初めての経験であるため、心理的にも肉体的にも、きわめて緊張度の高い状態での経験になる。そのため、時折、体調を崩したり、精神的に不安定な状態におちいる学生が見受けられる。 このようなことを出来るだけ防ぐ意味でも事前の指導は、きめ細かにやりたいと考えている。 また、事後の指導は、実習が終わった後の解放感や虚脱感に長くひたらないようにするため、前に記しておいたようなやり方で、実習が終わってから、あまり時間が経過しない間に行なうようにしたい。 |
評価方法 | 定期試験の成績、出席状況等の平常点、発表・レポートの評価の3点を合わせて総合評価する。 |
教科書・参考書等 | 教科書:明星大学教育実習研究会編 『教育実習要項』あるいは『保育実習要項』 (明星大学出版部) 教科書:『実習日誌』(明星大学) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | 教育実習の許可を得ている者。 |