科目名 | 資源経済論 |
担当者 | 西野 義彦 |
単位数 | 4単位 |
配当年次 | 3年 |
科目区分 | 総合文化 2群 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | エネルギーの供給は、国民経済の維持・発展にとって必要不可欠の存在である。しかしわが国は、国内エネルギー資源に乏しく、その大部分を海外に依存しているのが実情である。本講義では、資源経済の中でもっとも重要と思われるエネルギー問題に焦点をあて、考察して行くことにする。 まず、石油、石炭、天然ガス、ウラン、水力などの各種エネルギー資源が、世界の中でどのように分布し、将来の利用可能量や供給の安定性がどうであるかを概観する。次に、主要各国におけるエネルギー消費の実態やエネルギー供給の構造、さらには、わが国のエネルギー需給構造の特質などを検討する。また、大きな制約要因となっている地球環境問題や必要とされる新エネルギー技術開発の動向などにも言及しながら、わが国における将来のエネルギー政策の基本的方向性やそこでの各種エネルギーの位置づけを考察する。 |
評価方法 | 期末試験の成績を主にしているが、授業への出席状況も若干加味する。 |
教科書・参考書等 | 教科書:通商産業省 編 『エネルギー 2000』 (電力新報社 1999年) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | |
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