科目名 | 障害児教育 |
担当者 | 梅永 雄二 |
単位数 | 4単位 |
配当年次 | 3年 |
科目区分 | 総合文化 2群 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 「教育の原典は障害児教育にあり」と言われるように、障害児に対する教育方法を学習することは、一人ひとりの子どもの特性を把握し、その子どもの良さを伸ばしていくといった基本的な考え方を常に意識しなければならない。 また、障害児は青年期以降には障害者と呼ばれるようになり、学校を卒業し地域社会の一員となる。地域社会は学校での生活以上に厳しく、障害者が生きていくのに様々なハンディを背負うことになる。 よって、本講義では、障害児と呼ばれる子どもが現在どのような教育がなされているのか、そして将来に向けてどのような教育がなされなければならないかを現実の社会との中で学習していく。 前期及び後期に希望者は障害児者の施設見学を行うことがある。
<授業計画> 前期は障害児の特性について視覚障害から聴覚障害、言語障害、運動障害、知的障害、自閉症、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、病虚弱、てんかんなどについて学習する。 後期は、障害児が障害者となった段階で必要となる社会参加の方策について福祉や就労といった側面から学習する。 |
評価方法 | 前後期の期末試験により評価を行う。 試験は論文式ではなく、学習した知識がきちんと把握されているかどうかを問う代入式の問題であり、持ち込みはすべて不可である。 |
教科書・参考書等 | 教科書:梅永雄二『自立をめざす障害児者教育』(福村出版) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | 出席はとらないが、授業途中で退席する学生は特別な事情がない限り、その段階で本講義を放棄したものと考える。 |