科目名 | 保育内容の研究B(表現2) |
担当者 | 中川 千尋 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 2年 |
科目区分 | 必修(幼稚園・教職) |
実地学期 | 前期・後期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 幼児の造形表現は、独特であり、大人が模倣しえない輝きを有します。それはまた幼児自身が世界をどのように把握しているかを示す軌跡であり、さまざまなメッセージもこめられています。 これを大人の尺度のみから「指導」すると、多くの勘違いを押しつけてしまいそうです。適切なアプローチとは何かを意識しつつ、まずは「子ども時代」と「造形表現」の再考を試みます。
・作品か? プロセスか? ・資料の収集と分析。 ・年齢による発達、男女差、国民性、平面と立体への適性、知能との関わり。障害児の 表現など。 ・のびのびと表現させるためのテクニックとは? モチーフから何を感じとるか。(ex.亀の観察) 素材の抵抗、足したり引いたり。 (ex.表現意欲をそぐ道具立て、あるいは制約内での表現刺激) 「自由に描け」は、ほんとうに自由か? 感覚の再認。(ex.ブラックボックス内での粘土制作) 簡単な実技及び演習、レポート作成などを課題とします。 |
評価方法 | 提出物と意欲を総合評価。 |
教科書・参考書等 | 随時紹介。 |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | とくになし。 |
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