科目名 | 教育方法学A(理論) |
担当者 | 福島 茂明 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 2年 |
科目区分 | 必修(中等共通・教職) |
実地学期 | 前期・後期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | この科目は、教育学科の専門科目であり、教職に関する専門教育科目でもある。 教育職員免許法施行規則の改訂により「教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む)」に関する科目として習得しなければならなくなった。したがって、教育職員免許を取得しようとする学生はすべてこの科目を履修しなければならない。このような状況をふまえて講義する。 教育とは一般に、先祖から伝えられた物や社会規範を習得することであり、知的なことであるように考えられている。それは、教育の一部分でしかなく、知識の上で理解するだけでは困るのである。教育は一人一人の子どもの人格を重く見て、彼らが主体的に自らの可能性を極限まで発揮させうるように指導援助し、人格の形成を助けようとするものである。教育方法学は、人間的な資質と人格を形成する権利を持った青少年を対象とし、彼らの持っている自ら発達しようとする自然的傾向性をもとに、良い環境を整え、自ら人格の形成をするのを助ける実践について研究する学問である。 (講義内容) 教科書「教育の方法と技術」を使用し、学校での集団的活動としての「授業」について、その歴史的成立過程について考え、理想的な授業とはどのような授業か考察する。 次に、教育課程について、その意味と構造と類型、教育課程の編成と評価について検討する。 次に、現代の教授理論について、「教授」の意味とその歩み、教授理論の類型、日本の教育課題と教授理論の課題について考察する。 |
評価方法 | 講義中に課題を出しそれを普段点として50%、期末テスト50%として総合的に評価する。したがって、期末テストだけ受けても合格点にはならない。 |
教科書・参考書等 | 学芸図書:多田俊文編 『教育の方法と技術』 教師養成研究会 教職課程講座5 :『教育小六法』出版社は特に限定しない。 |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | しゃべらず、授業を聞く事のできる者だけ履修を許可する。 |