科目名 | 社会学特論G(社会心理) |
担当者 | 堤 史朗 |
単位数 | 4単位 |
配当年次 | 2年 |
科目区分 | 選択必修 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 「個人と社会」のリアリティをくもりなく見る力をもつこなくして、われわれは人間らしく生きることは出来ない。しかるにわれわれの日常生活は、現実を見ようとする努力と現実を見まいとする努力のなかで常に揺らぎながら生活することを余儀無くされている。加えて現実そのものは政治的、イデオロギー的に操作される現実として存している。こうした中で醸成される「われわれのうちなるわれわれならざるもの」を「虚偽意識」論においておさえ、社会心理的状況の現実そのものへ批判的検討を試みる。
前期:「社会心理の社会学」……社会心理への社会学的分析に関して、社会意識のイデ オロギー・社会心理の社会学的概念を整理して講述する。 後期:「現代日本社会における虚偽意識」……現代日本の社会心理状況を、「虚偽意識」 の視角より異体的分析を試みる。 |
評価方法 | 学年末定期試験により評価する。但し、レポート提出を求めることもある。 |
教科書・参考書等 | テキストは、佐藤毅編『社会心理学』(有斐閣刊)を使用する。 参考文献については、講義開始時及び講義中に適宜紹介する。 |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | |
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