科目名 | 社会学特論A(家族) |
担当者 | 岩上 真珠 |
単位数 | 4単位 |
配当年次 | 2年 |
科目区分 | 選択必修 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 講義 97年度以前に入学した学生は3年次開講選択必修科目(「社会学各論1.家族」) |
講義概要 | 家族はこれまで、主要で基礎的な社会集団だといわれてきた。しかし今日、未婚化、少子化、女性の就労、長寿化とライフサイクルの変化といった社会現象の諸変化にともなって、結婚の意味、子育ておよび子どもの教育、親子関係や夫婦関係のあり方、老後生活の送り方などをめぐって、あらためて「家族」が問われている。少子・高齢化社会のなかで、家族は今どのように変貌し、そしてどのような課題をかかえているのだろうか。 講義では、かつての概念や定義が大きく揺れている「家族」の現状を明らかにし、家族に問われている問題について、ジェンダーとライフコースの視点から考えてみたい。 講義は、次のような内容で進めていきたい。
1)少子・高齢化社会と家族の課題 2)ジェンダーと家族 3)社会変貌と家族 4)多様な結婚のかたち 5)現代社会の親子関係 6)ライフコースと家族 7)家族と福祉 8)21世紀への家族動向 |
評価方法 | 中間と期末の2回の定期試験および平常点(出席状況を含む)で評価する。 |
教科書・参考書等 | 開講時に指示する。 |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | 講義を主体とする。必要なプリント類は随時配布する。 |