科目名 | 社会学研究U |
担当者 | 中田 重厚 |
単位数 | 4単位 |
配当年次 | 3年 |
科目区分 | 必修 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 2年次の「社会学研究T」で学習したことをさらに深めていく。とりわけ、社会認識・方法論や社会学的視角について討究する。たんに文献からの学習にとどめず、先のデータに当たるよう努める。そのため、フィールド・ワークを行うことが不可欠である。 本年度のゼミ研究課題は“生活の質(Quality of Life)”ということである。昨年度ゼミの夏期合宿で、私たちはG.マコーマック氏の本から学んだことは、今日の私たちの生活が高度経済成長過程の中で、経済至上主義の下で一元的に作られてきたということであった。私たちの生活の諸領域がこれまで経てきた過程を、価値と使用価値との対抗矛盾の展開として把握することにより、あるべき生活文化を展望することが可能になる筈である。 |
評価方法 | 研究報告と討議への参加。必要レポートの提出。 |
教科書・参考書等 | テキスト、参考文献は数冊用いるが、細目はガイダンス時に示す。 |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | ゼミ履修者は全員、「社会構造・変動論」もしくは「社会史」を履修することが望ましい。 |
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