科目名 | 社会調査方法論 |
担当者 | 高島 秀樹 |
単位数 | 4単位 |
配当年次 | 2年 |
科目区分 | 必修 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 社会調査は社会の科学的・実証的な認識をめざす社会学の重要な一研究方法であると考えられ、近年その方法的議論も深まり、同時にその技法の開発も進み、調査研究成果の蓄積もきわめて膨大なものとなっている。この講義では2年次必修科目である点を考慮し、それらの中から社会学を学ぶ諸君が最低限身につけておかなければならない知識を選択し、確実に修得できるように努めていきたい。 講義の内容については下記のように予定しているが、この科目の内容は一面において技術としての側面を持つことから、講義を通じて基礎的知識を説明し、理解してもらうとともに、時間などの条件の許す限りできるだけ多くの課題を課して、少しでも体験を通じて実践的な知識が身につくよう努めていきたい。 講義の内容としては次のような項目を予定している。 T.社会調査 1.社会調査とは何か 2.社会調査と社会学理論 3.社会調査の歴史 4.社会調査の諸方法 U.社会調査の実施過程 1.社会調査の実施過程−主要3段階を中心に− 2.実施過程上の諸問題 V.社会調査の諸技法 1.社会調査の諸技法 2.観察法 3.面接法 4.質問紙法 5.記録法 6.実験的調査 7.尺度法 −社会測定の一技法− 8.ソシオメトリー −小集団の調査研究の一方法− 9.継続調査 |
評価方法 | 3分の2以上の出席を単位取得の条件とする。 前期末、後期末の2回、定期試験期間中に試験を実施し、これを評価の基本とする。 夏休みにレポート作成を課し、さらに講義中にもできるだけ多くの課題を課し、これらを成績に加味する。 |
教科書・参考書等 | 教科書:高島秀樹 著 『社会調査−社会の科学的研究の方法−』 (明星大学出版部 1997年刊) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | 講義内容の性格上、出席は毎時間取り、私語は厳しく注意し、ノートを取ることを要求する。 |