科目名 | 情報文化研究T |
担当者 | 二村 健 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 3年 |
科目区分 | 総合文化 3群 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 演習 |
講義概要 | 情報社会文化論A、Bと進んで、情報社会と文化の関係に興味を持った学生を対象に、平成12年度より開講予定の総合文化科目のゼミである。 新しい情報社会のパラダイムは急速に形成されようとしている。これを身をもって体験するには、それぞれの実物を扱ってみることである。このことにより、むしろ学生諸君の若い感性からオリジナルな着想へと発展するかも知れない。そうなれば、ゼミとして新しいメディアや情報手段の創造に取りかかってもよい。概念設計を行ってもよいし、実際に製作に取りかかってもよい。 本科目の主眼は、電子的手段を用いた情報提供の仕組みとしての電子図書館を様々な角度から研究することである。平成12年度に予定している内容は、とくに出版社による電子書籍発売の動き、通信衛星やインターネット、あるいは、コンビニエンスストアなどを通じた情報の配信といったことを取り扱う。それにより、新しい情報社会のパラダイムを明らかにするようゼミ研究を進めることにしている。具体的には、新しい情報提供手段を探索し、予算が許せば実際に購入し、ゼミの学生諸君共々実用実験を行う。その上で、各々が講評を加え、問題点、改良点等を話し合う。 さしあたって、2000年には実証実験をはじめるという電子書籍コンソーシアムの電子書籍や、コンビニエンスストアなどで提供される電子配信の新しいメディアを実際に取り扱うことを考えている。 1.ガイダンス(ゼミの進め方、発表分担) 2.情報社会のパラダイムの変化・電子図書館の諸相(講義) 3.発表と討議 4.まとめ |
評価方法 | ゼミでの発表や発言を中心に評価する |
教科書・参考書等 | 授業内で指示する |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | ゼミであるから少人数でよい。本科目の主題に興味を持つ学生のみに集まって欲しい。 |
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