科目名 | 自然科学論B |
担当者 | 山 中 一 由・上 田 豊 甫・須 崎 祐 吉 吉 澤 秀 二・清 宮 義 博 |
単位数 | 4単位 |
配当年次 | 2年 |
科目区分 | 総合文化 2類 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 人間に備わった肉眼では見ることのできないミクロの世界を覗いて見たいという人類の好奇心を満たしてくれる顕微鏡。その頂点に立つ電子顕微鏡は、電子機器の発達に伴って高性能化を続け、我々に物質を構成する原子・分子の超微細な構造までも直接教えてくれるまでになっている。この様にミクロの世界が見えてきたことが、現代の科学技術の発展の原動力の一つであることは、疑う余地のないところである。 この講義では、理工系ならびに自然科学分野の6名の先生方がそれぞれの専門分野におけるホットなテーマを、電子顕微鏡像を中心をする物質のミクロの姿に関連づけて概説する。 また、講義の内容は人文系の学生にも難しくならないよう、話は平易に進められる。
1.ミクロの世界を開く電子顕微鏡(一般自然科学 助教授 清宮義博) 2.金属の疲労−そのミクロの姿−(機械工学科 教授 山中一由) 3.分子や新素材におけるミクロな世界(化学科 教授 上田豊甫) 4.岩石や鉱物におけるミクロな世界(一般自然科学 教授 須崎祐吉) 5.超伝導材料の基礎と応用(化学科 助教授 吉澤秀二) |
評価方法 | 各テーマごとに出題されるレポートと講義への出席の総合評価で行う。なお、詳細は講義の中で説明する。 |
教科書・参考書等 | |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | |
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