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科目名自然科学論T・U「自然科学論A」
担当者五十嵐正敏
単位数各2単位
配当年次1年
科目区分自然科学分野
実地学期前期・後期
授業形態講義
講義概要自然科学とは、自然界(ここでいう自然界とは人間や人間が造った物なども含めた「物体界」という広義な意味での自然界である)の諸現象について一般的法則を研究していく学問であり、高校まで「数学」「理科」と呼んでいた教科もこれにあたる。
 近年の自然科学の進歩はめざましく、今や日常生活ばかりでなく、社会の構造や自然環境までも急激に変える勢いをもっている。こうした時代に生きる者として、自然科学(含科学技術)との関わりを拒否せず、柔軟な姿勢で自然科学の進歩を知り、現代のトップレベルの科学技術を学び、また今後の科学との関わり合い方を考えていくことが必要である。以上のことを踏まえて「自然科学論A」では次の項目について講義していく。
<前期>
 1.自然科学の発展の歴史
<後期>
 1.物質と自然科学
 2.生命と自然科学
 3.環境と自然科学
年度末には、今後、我々人間がどのようにして自然科学と関わっていくべきか(非人工的という狭義な意味での自然と科学技術を共存させていくべきか)を考察してもらいレポート提出をしてもらう。
評価方法初回の授業時に説明する。
教科書・参考書等教科書:前田 坦著 『自然科学への招待−宇宙・物質・生命の科学−』(培風館)
その他(履修条件、
履修上の注意事項)
履修方法が学部・学年により異なるので注意してもらいたい。人文学部の1〜3年次生は通年での履修により試験に合格すると4単位が与えられる。人文学部の4年次以上の学生と理工学部の全学生は、前期、後期、半期毎の開設科目扱いとなり、前期試験合格者には自然科学論Tの2単位が、後期試験合格者には自然科学論Uの2単位が与えられる。講義内容、評価方法も含め詳細については初回の授業時に説明するので、この授業に必ず出席してから受講するかどうかを決めてもらいたい。