科目名 | 法学A(日本国憲法を含む) |
担当者 | 齋藤 和夫 |
単位数 | 4単位 |
配当年次 | 1年 |
科目区分 | 総合文化 1類 |
実地学期 | 通年 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 法学というと、難しそうな法律の条文を覚えなければならないと思ってはいませんか。 「中学公民」や「現代社会」で日本国憲法を暗記することがつまらなかったからでしょうか。でもそんな心配はいりません。法律は『六法全書』をみればそこに書いてあるからです。また法学というと、堅苦しそうな講義だろうと思ってはいませんか。しかし、われわれの日常生活は、かなりの部分が法律によって規定されています。だから講義の内容は必然的に、日常生活がテーマになり、決して堅苦しいものではないのです。 内容としては、憲法が中心になります。憲法の制定、平和主義、官僚政治はもちろん取りあげますが、日本では、「学校と企業の門前で憲法はとまる」と言われているのを知っていますか。それはどんな意味なのか、どうしてそうなるのか、どうしたら是正できるのかなどを考えてみましょう。憲法以外では、20歳前後のあなた方が直面する法律問題を取りあげようと思います。 このように、この講義に必要なことは、暗記することではありません。理解すること、考えること、そしてそれを文章にすることです。 |
評価方法 | ひとつのテーマが終わるごとに簡単なレポートを書いてもらいます。その提出状況と定期試験の成績とを加味します。 |
教科書・参考書等 | 教科書としては特に指定しません。新聞の切り抜きやTV番組の録画を素材として講義をします。参考書などはその都度示します。 |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | 講義中の私語、電話、退室を慎しみましょう。 |