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科目名情報処理論及び演習
担当者窪川 耕治
単位数2単位
配当年次2年
科目区分総合(コンピュータ) 選択
実地学期通年
授業形態実習
講義概要本講座では、統計学や数学の専門以外の領域の人にも、出来るだけわかりやすく社会調査デ−タの統計処理・分析の方法を解説するとともに、実際の社会調査デ−タを統計解析パッケ−ジ(SPSS)等を用いて解析実習することにより、統計解析の本質を理解してもらう。
 なお、現代統計学には厳しい理論的制約条件があり、社会調査デ−タへの適応に当たっては、「落とし穴」や「限界」が存在する。そこで、これらの「落とし穴」や「限界」を踏まえて、あくまでも理論統計学の立場ではなく、応用統計学の立場に立ち、社会調査デ−タから統計解析手法を用いて、デ−タの背後に潜む本質的な情報を的確につかむ方法論を身につけてもらう。
 また、年4回程度「課題レポ−ト」を提出してもらい、プレゼンテ−ションしてもらう予定である。
評価方法年4回程度の「課題レポ−ト」と「各期末試験」により評価を行う。
なお、出席点については、加点の検討対象とする。
  
教科書・参考書等参考書として、以下のものを考えているが、最終的には授業時に指示する。

 参考書:「経営のための多変量解析法」 本多正久、島田一明著(産業能率大学出版部)
    :「詳解演習 数理統計」 守谷栄一著(日本理工出版会)
    :「社会調査ハンドブック」 飽戸 弘著(日本経済新聞社)
  
その他(履修条件、
履修上の注意事項)
難解といわれている統計解析手法を高等数学の知識を避け、簡潔に解説するので積極的に受講してほしい。また、パソコンの知識は特に前提としない。