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科目名ニュースポーツ
担当者小原 格
単位数2単位
配当年次全学年
科目区分2単位必修
実地学期通年
授業形態実技
講義概要近年「ニュースポーツ」という言葉をよく聞くようになった。これは、既存のスポーツばかりでなく、ローカルなもの、民族伝承のものなどを現代的にアレンジしたり、一般化したスポーツの総称である。ゲートボール、ラクロス、ビーチバレーボール、フライングディスクなど、よく知られている競技の他に、100近くの種目があり、多くの人々が手軽にできるスポーツとして親しまれている。
 授業では、「ユニバーサルホッケー」と「フライングディスク」を行う。
 =ユニバーサルホッケー=
 1600年代英国に誕生した、ボールをスティックで打ち合うゲーム「バンディ」をルーツとし、それにホッケーの競技性が加味されて新しいスポーツとして発展した。
 4〜6名でチームを作り、プラスティック製のスティックとボールを用い、相手ゴールにシュートし、得点を競うものである。
 ○基本技術(スティックワーク〜パス、ドリブル、シュートなど)の習得
 ○ゲームへの展開〜攻撃・守備のフォーメーションなどの理解及び活用
 ○ルールの理解を深め、審判の方法、技術を身につける。

 =フライングディスク=
 米国エール大学の学生がパイ皿を投げ合ったのがルーツといわれ、プラスティックのディスクの開発とともに、1956年には競技化された。現在10種目の競技が行われ、国際選手権大会が開催されるようになった。
 授業ではその中の「アルティメット」を行う。この競技はアメリカンフットボールとバスケットボールの要素を組み合わせたもので、相手のゴールゾーンにいる味方にパスが通れば得点となる。この競技の最大の特徴は審判を置かないことで、ゲームはプレーヤーの自主的判定によって進行される。したがって、プレーヤー一人一人がルールをよく知り、同時にフェアプレーの精神をもって競技することが重要である。
 ○基本技術の習得
  @スローイング(バックハンド・サイドハンドで正確に投げ、距離感・方向感を養う。)
  A正確なパス・キャッチ
 ○ゲームへの展開〜攻撃・守備のフォーメーションを、実際のゲームで活用する。
 ○ルールをしっかり覚え、正確な判定ができるようにする。
評価方法・出席点(全出席が原則で、欠席が授業時数の1/3を超えた場合は、評価しない)
 ・技能点(実技テストあり)
 ・情意点(授業への参加態度、理解度など)
 両種目とも上記項目を総合判定し評価する。
  
教科書・参考書等必要に応じ資料等を配布する。                     
  
その他(履修条件、
履修上の注意事項)
○運動着、シューズは、今まで使用していたものでさしつかえない。