科目名 | スポーツ健康科学基礎論 |
担当者 | 佐尾山秀治 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 1年 |
科目区分 | 保健体育 選択 |
実地学期 | 前期・後期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 健康は心身の状態を表す言葉として広く用いられているが、個人の人生観や価値観によってもその概念や定義及びその健康尺度の基準も大いに異なる。 運動は、ただ単にその生存のための直接的な手段としてのみ行われてきたためではない。人間は、その長い歴史のなかで運動に多様な意味や意義をみいだしてきた。そして気晴らしや楽しさ、身体能力の発現、意図的、計画的な発育・発達の促進、人格形成、感情的美的表現などのためにそれぞれの運動形態を形成・組織化して、それを継承、発展させてきた。 高度に発展した今日の産業社会では、それがもたらした諸問題との関連において、あるいはまた福祉や生活の充実という意味においても、人々の生活における運動の必要性は一段と高まり、さまざまな生活の場面で運動が行われ楽しまれている。この運動の意味や意義について、歴史的に、また現代社会での成人病対策などについて考えるとともに、運動を行う人間の体や運動発達の特性、人を運動に向かわせる心理的要因、エイズ問題などについて講義する。 |
評価方法 | 毎時間出席をとり、出席状況を加味した評価をする。 |
教科書・参考書等 | 1.資料やデ−タを示しながら講義をする。 2.ビデオ教材や実験デ−タを活用しながら講義する。 |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | |
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