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科目名スポーツ健康科学基礎論
担当者小原 格
単位数2単位
配当年次1年
科目区分保健体育 選択
実地学期前期・後期
授業形態講義
講義概要私達は、高度に発達した文明社会の中に存在し、そこから多大な恩恵を受けて生活している。しかしこの高度文明は、いわば両刃の剣であって、人類に大きく貢献する一方で、多種多様な環境の変化を引き起こしている。この環境の変化は、同時に多様なストレス因子(物理的因子、化学的因子、生理・病理的因子、精神的因子など)を生み出し、私達の日常生活に影響を及ぼし、心身の健康維持を阻害する状況が発生している。
 私達の生命は、身体の各種器官・機構が複雑に関与し、維持されている。その中の一つ免疫機構は、体内に侵入した病原体を絶滅したり、その活動を抑制して、私達を病気から守っている。1980年代アメリカに発現した「エイズ(後天性免疫不全症候群)」は、その後世界に広がり、日本でも毎年新しい発症者が出現している。「エイズ」は、人間の免疫機構が破壊されその機能が低下するために起る症状で、病気に対する抵抗力が失われ、多くの人が死に至っている。
 このような状況の中で、私達はいかに対処すべきかが、大きな課題である。
 授業では次の点をとり上げて考えてみたい。
 ○人間の身体の仕組み
 ○環境とストレス
 ○免疫機構
 ○「エイズ」
評価方法・出席点(毎授業時に出席をとる)
 ・テスト点
 ・情意点(授業に参加する態度、理解度など)
 以上を総合判定して評価する。ただし、授業時数の1/3以上欠席した場合は、評価の対 象とならない。
教科書・参考書等 
その他(履修条件、
履修上の注意事項)