科目名 | 照明電熱工学 |
担当者 | 藪野 光平 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 3年 |
科目区分 | 選択 |
実地学期 | 前期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 照明工学,電熱工学はともに電力応用という学問の中の一分科である.電気エネルギーは光に変換でき,あるいは熱に変換できるので,それぞれ本来の照明,電熱の目的にかなった技術として様々な使い方をしている.また熱の放射は光の形で放射されるものであるので,本講義ではこうした共通の基点からから出発して,それぞれの技術の知識を習得する. 照明工学はさらに,他の異種分野(心理学,生理学,医学,建築,芸術等々)との関連も深くなり,応用分野が広がっている.電熱工学もまた,パワーエレクトロニクスや機械技術との結合により,新しい技術が生まれている. したがってエネルギー工学でエネルギー形態の変換について学んでいるので,本講義では基本を再度復習し,実務に役立つ諸々の計算を習得しつつ,実際的な応用とそれぞれの技術の将来の展望について講義する.講義内容の項目は次の通りである.
照明: (1) 光とエネルギー (2) 光波 (3) 光源 (4) 照明計算 (5) 照明の実際 (6) 照明工学の展望
電熱: (1) 熱とその伝達 (2) 熱とエネルギー (3) 電気加熱方式 (4) 電熱計算 (5) 電熱の実際 (6) 電熱工学の展望 |
評価方法 | 筆記試験を行う. |
教科書・参考書等 | 教科書:佐藤清史 著 『電気工学基礎シリーズ照明・電熱』 (東京電機大学出版局) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | エネルギー工学を受講していることが望ましい. |
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