科目名 電気計測�T 担当者 小鍛冶徳雄・飯島信明 単位数 ２単位 配当年次 １年 科目区分 必修 実地学期 前期 授業形態 講義 講義概要 我々は生まれながらにして備わった感覚器官を使って、日常知らず知らずの間に種々の計測をしながら生活している。科学技術は客観的でかつ精度の良い計測に支えられている。計測はあらゆる活動の基礎となるものである。電気計測は電圧、電流、抵抗などの電気的諸量の計測に留まらず、長さ、力、温度など広く科学技術の諸量の計測にも役だっている。電気計測は、電磁気、電気回路、電子回路をはじめ、多くの電気電子工学技術を駆使して行われる。 　本科目ではこのような諸量がどのようにして計測されるのかを、単位、標準器、計測器、測定法などについて学ぶ。前期では主として、測定の基礎と基礎電気要素の計測を、後期には更に進んで各種電気要素の計測、電子計測、応用電気計測を学ぶ。 主な項目 　１．測定の基礎：測定法の種類、測定誤差、 　２．単位と標準：ＳＩ単位系など 　３．電気計器：指示計器、可動コイル計器など 　４．電圧,電流の測定：電位差計法など 　５．抵抗の測定：ブリッジ、四端子測定、三端　　　子測定など 　　以下「電気計測�U」に続く 評価方法 期末試験、授業時間に行う小テスト、レポート、出席数を総合的に評価する。 教科書・参考書等 教科書：菅野允　著　 　　　　　電子情報通信学会大学シリーズ 　　　　 『改訂　電磁気計測』（コロナ社） その他（履修条件、 履修上の注意事項） 本科目と平行して授業が行われる基礎電気磁気学と基礎電気回路をしっかりと勉強すること。 　毎回宿題を課すので、復習をして、授業内容の完全理解を目指すこと