科目名 | 力学U |
担当者 | 宮田 昌彦 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 1年 |
科目区分 | 必修 |
実地学期 | 後期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 力学Uでは、機械工学を学んでいく時、必ず必要になる力学の基礎的な知識を学ぶ。力学は、力をどのようにして効率的に用いて人間が必要な仕事をしていくかについての知識を教えてくれる。力学は、現代のわれわれの文明の基礎を作り上げ、これをもとに、複雑で便利なわれわれの生活の多くの部分か成り立っている。機械工学では、多くの学問分野の基礎を力学が形作っているので、力学を習得しないと機械工学を理解するのは困難である。力学は、主に二つの部分に分けられる。ひとつは、運動していない物体に働く力の合成、分解や釣り合いを説明する静力学と呼ばれる部分、もうひとつは、運動している物体に働く力とその作用の結果について説明する動力学と呼ばれる部分である。講義では、まず静力学を学び、次に動力学を学ぶ。いずれも重要度は変わらない。数学的な基礎知識として、ベクトル、三角関数、微分積分などが必要となるが、講義の中で適宜説明していく。前述したように、力学の応用範囲は非常に広いので、実際、力学の知識がどのように利用されているかについても例を用いながら説明を加えていく。また、簡単な実験なども行いながらわかりやすく講義を進めていく。 |
評価方法 | 出席と学期末に行う筆記試験の結果で評価する。 |
教科書・参考書等 | 教科書:入江敏博著『詳解 工業力学』 (理工学社) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | |
|