科目名 | 力学T |
担当者 | 石井 友之・緒方 正幸・齋藤 孝基 宮田 昌彦・宮本・昌幸・山口 信行 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 1年 |
科目区分 | 必修 |
実地学期 | 前期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 機械工学科1年生諸君は機械工学の様々な分野をこれから学ぶことになるが、その際に必要不可欠なツールとして「微分と積分」、およびその他の基本的な要素数学が常に利用される。それらの基礎的な考え方と使い方を今の時点で身につけておくことは特に大切である。このため力学入門として「微分と積分」の重要な基礎的部分を講義する。機械に関する力学の観点から実際的、実用的に見直し、体得してほしい。 この授業では小人数クラス編成の授業とし、機械工学科の教員が分担して、機械力学、材料力学、流体力学、熱力学、振動学、等々の機械工学の諸分野において共通に現れる数学の要素、特に微分および積分に注目して、その基礎的な考え方を解散し、基本的な例題や機械工学の諸分野から選ばれた具体的な例題について演習を行い、機械工学への応用例を解説し演習するプロセスを繰り返す。これにより、ツールとしての数学基礎学力の涵養を図り、力学への応用力をつける。
内容としては次に示す概念を順次理解することを目指して、微分と積分の基礎を行う。
1.変位>>速度>>加速度の関係、 角速度と円運動 2.曲線の挙動と傾向 3.加速度>>速度>>変位の関係 4.曲線と面積、物体と体積 5.力とモーメント 6.物体の運動 7.仕事とエネルギ |
評価方法 | 出席、演習の状況、試験結果を総合に評価する。 |
教科書・参考書等 | 教科書:副島一之、他著 『初等技術者のための応用数学(上)』 (コロナ社) 参考書:北野敏行著 『機械技術者のための工業数学』 わかりやすい機械講座 (明現社) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | |