科目名 | 分子集合体 |
担当者 | 那波 信彦 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 4年 |
科目区分 | 選択 |
実地学期 | 前期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 分子はさまざまな凝集構造を示す。本講義では低分子がつくる特異な凝集状態、液晶について基礎的な事柄を学ぶ。 液晶は液体のような流動性と結晶のような光学的性質を兼ね備えた不思議な物質であり、物理学や化学の研究対象として、またエレクトロニクス素子として注目されている。 液晶の物性は古典物理学で記述されるものであるが、その奥行きは深い。液晶は物質の構造や特性を理解するための優れた教材である。内容は以下の通りである。
1.液晶の定義(中間相) 2.液晶の種類と構造 3.配向秩序 4.液晶の連続体理論 5.ディスクリネーション 6.電場・磁場の中の液晶 7.フレデリクス転移 8.強誘電性液晶 9.液晶の応用 |
評価方法 | 授業中に随時小テストを行う。課題を出し、レポートを提出させることがある。 |
教科書・参考書等 | 参考書:岩柳茂夫著『液晶』(共立出版) |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | |
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