科目名 | 量子エレクトロニクス |
担当者 | 長田 哲夫 |
単位数 | 2単位 |
配当年次 | 3年 |
科目区分 | 選択 |
実地学期 | 後期 |
授業形態 | 講義 |
講義概要 | 量子エレクトロニクスとは何か。量子力学とエレクトロニクスを単に合わせた感じのこの言葉は、1959年に開かれたメーザーとレーザーを主題とする国際会議が「量子エレクトロニクス国際会議」と呼ばれたのに始まる。現在は原子、分子、イオンと電磁波との相互作用を利用してマイクロ波から紫外線までの電磁波を発生させたり、増幅したり、制御したりする技術を言う。これを固体と電磁波との相互作用へと拡張し、光信号を電気信号へ、あるいは逆に電気信号を光り信号へと変換する技術およびその応用技術がオプトエレクトロニクスである。このような技術がCD、 光通信をはじめ現在の先端技術の基礎であることを念頭に置いて、講義では以下に示すようにレーザーから始めてオプトエレクトロニクスへと話を進めたい。 (1)量子エレクトロニクスの世界 (2)レーザーの基礎 (3)気体レーザー (4)固体レーザー (5)半導体レーザー、自由電子レーザー (6)レーザーの応用(計測、通信、加工、 分光学、プラズマ診断、医学などへの応用)(7)オプトエレクトロニクスの基礎 (8)発光素子、受光素子 (9)オプトエレクトロニクスの応用(光通信、 CD、計測、原子時計など) |
評価方法 | 中間で提出してもらうレポート課題の結果と期末試験の結果で評価する。自分で調べて作成したレポートではないと判断されるものは全く評価外とする。 |
教科書・参考書等 | |
その他(履修条件、 履修上の注意事項) | |
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