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科目名原子核と放射線
担当者合田 一夫
単位数2単位
配当年次3年
科目区分選択
実地学期後期
授業形態講義
講義概要主として原子核の崩壊によって発生する放射線についての講義を行う。放射線とは電子、陽子、中性子、He原子核、光子などのエネルギーの高い粒子のビームである。なぜ人体に照射されても熱くも痛くとも感じない程度の量の放射線が生物や物質に大きな影響、効果を与えるかという放射線作用の特質を理解することを目的とする。

 1.放射線とは
 2.放射線の発生。放射性核種、放射性崩壊。
 3.放射線作用
  3−1.放射線と物質との相互作用
      −荷電粒子、光子、中性子
  3−2.放射線量
      −吸収線量、照射線量、線量当量
 4.放射線の測定法
  4−1.測定原理
  4−2.電離箱、比例計数管、GM計数管、      シンチレーション計数管、半導体検出器
評価方法試験、出席状況を加味。
教科書・参考書等特に使用しないのでノートをよく取ること。
その他(履修条件、
履修上の注意事項)
できたら原子核物理学Tを履修していることが望ましい。
 定期試験にはノートの持ち込みを許可します。