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科目名線形代数学T
担当者関根 克彦
単位数2単位
配当年次1年
科目区分選択
実地学期前期
授業形態講義
講義概要力も速度も、ベクトルである。だから、ベクトルなしでは力学は成り立たない、とさえいえる。
また、行列は、特殊相対性理論や量子力学など、現代物理学のいろいろの分野で、基本的に重要な役割を演じている。この“ベクトル”と“行列”にかんする基礎理論が、線形代数学である。
 授業では、基本的なことについて、最初から、説明していくので、高校で数学Bのベクトルや、数学Cの行列をやっていなくても、大丈夫である。

 1.集合と写像
  1.1 集合と元、いろいろな集合の例
  1.2 部分集合と等しい集合
  1.3 写像の一般的定義、像と逆像、
            いろいろな写像の例
  1.4 全射・単射・全単射、写像の分類
  1.5 全単射と逆写像
  1.6 写像の合成、恒等写像と逆写像
  1.7 代数系、とくに群について
評価方法期末試験による。
教科書・参考書等教科書は使用しない。
 その他参考書は、授業中随時指示する。
その他(履修条件、
履修上の注意事項)
試験や点数のことは心配せずに毎回の授業内容を“理解”することに全力をあげてほしい。