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科目名物理学ゼミナールT・U
担当者長田 哲夫
単位数各1単位
配当年次4年
科目区分必修
実地学期前・後
授業形態演習
講義概要本ゼミナールは「原子過程とその周辺」という総合テーマのもとで行う。
 原子や分子が光を吸収したり電子やイオンと衝突すると、電離したり、励起したあと光を出したり、あるいは分子では解離も起きる。このような外部からの刺激によって起きる原子や分子の動的な(時間的に変化する)過程を原子過程と呼ぶ。原子過程の研究結果は宇宙空間、太陽プラズマ、高層大気現象、放電、レーザー作用、放射線作用、核融合、化学反応など多くの分野で大変重要である。
 物理学ゼミナールTでは前半の約5週間、原子過程の基礎と実験的研究方法について学ぶ。すなわち、光と原子・分子の相互作用及び荷電粒子(電子、イオン)と原子・分子の相互作用の基礎知識を整理し、これらの現象を実験的に研究する際に必要な光源、分光器、光検出、電子源、イオン源、荷電粒子の検出、真空技術などの基本技術を学ぶ。後半はチュートリアル(一つのテーマについて自由な議論)を行う。
 物理学ゼミナールUでは、前半にチュートリアルを行い、後半は各卒研グループが研究内容を紹介し合う。これらの体験を通じて、社会に出てから非常に重要となる表現力を養う。
評価方法ゼミナールでの熱意、準備状況、出席状況等をみて総合的に判断する。
教科書・参考書等 
その他(履修条件、
履修上の注意事項)