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科目名基礎電磁気学U
担当者那波 信彦
単位数2単位
配当年次1年
科目区分必修
実地学期後期
授業形態講義
講義概要私たちの身辺には、蛍光灯、テレビ、パソコン、電気洗濯機、電気冷蔵庫など、電磁気学の成果を応用した製品があふれている。さらに、光通信,マルチメディア、超伝導など電磁気学に基礎をおく技術の発展にもめざましいものがある。
 電磁気学は力学と並ぶ物理学の2大主柱の一つでもある。高学年で物理学の諸分野を学ぶ前に、物理学科の学生はその基礎をしっかりと身につける必要がある。
 本講義では、電磁気学における重要な概念、電場や磁場などをできるだけ平易に、演習を交えて講義する。基礎電磁気学Tとの連続性を考え、基本的な物理現象である電流から話を始める。内容は以下の通りである。

1.電流
  (オームの法則、キルヒホッフの法則)
2.静磁場
  (磁石と磁場、ローレンツ力)
3.電流が作る磁場
  (平行電流の間の力、ビオ・サバールの法則、            アンペールの法則)
4.電磁誘導
  (電磁誘導の法則、誘導電場)
5.交流回路
  (RLC回路、電気回路と機械系の対応)
6.電磁波
  (光の電磁波理論、電磁波の分類)
評価方法授業中、随時小テストを行う。また課題を出し、レポートを提出させる。
教科書・参考書等参考書:加藤正昭 著
     『物理学の基礎』(物理学基礎コース)               (サイエンス社)
その他(履修条件、
履修上の注意事項)